処分は文系不要論を利するだけの文系学部「腐敗」の産物ー伊藤裕夫氏(文化政策学会理事、元富山大学芸術文化学部教授)

以下は、伊藤裕夫氏(文化政策学会長理事、元富山大学芸術文化学部教授)のFacebookでの公開投稿の抜粋です。

同氏の許諾を得て、転載します。原文は下記をご覧ください。

https://www.facebook.com/ysitou.cp/posts/753389311507662

 

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昨今人文社会系学部・大学院不要論的な声が政府・財界筋からでていますが、大学はそれに対し、一応「反対声明」は出していますが、予算減らしを恐れ、及び腰になり、「大学の自治」は大きく揺らぎつつあります。

そういった風潮の中で竹内氏の解雇事件は、肝心の人文社会系学部自体が「腐敗」(富山大学だけのことかどうか知りませんが、この数年全く業績がない教授が少なからずおり、彼らが大学院改組に伴う業績審査を恐れ新大学院構想に反対したのが実相です;なお竹内氏はそんな中で毎年のように科研をとったり、論文等も数多く、周囲からねたまれていました)をさらけ出していては、ますます「不要論」サイドを利するだけになりかねません。

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2017年01月23日|コメント:弁護士・研究者のコメント